[WWDC19] Mac Pro に SwiftUI、今年のキーノートは怒涛のアップデート祭り! #WWDC19
本記事は Apple からベータ版として公開されているドキュメントを情報源としています。 そのため、正式版と異なる情報になる可能性があります。ご留意の上、お読みください。
こんにちは、モバイルアプリサービス部の田中孝明です。
今年もWWDCに当選したので、サンノゼに来ています。
初日のキーノートの様子をレポートします。
tvOS
- 複数ユーザーに対応
- 聞いている曲の歌詞表示
- ゲームは、XboxのコントローラーとPSのコントローラが対応
watchOS
- Watch Faces に新規の壁紙が追加
- Chime(時報)の追加
- デモでは鳥のさえずり
- AudioBooks、ボイスメモ、計算機の追加
- watchOS が App Store 対応
- watch上でアプリが探せるように
- 騒音の計測
iOS
iOS 12のふりかえり
- 顧客満足: 97%
- インストール率: 85%
iOS 13
- FaceIDの解除が30%早くなった
- アプリダウンロード容量が50%減った
- アプリの起動が2倍早く
Dark Mode の追加
Mapの刷新
- アメリカが2019年末、他の国は来年
- ストリートビューなどの対応
Privacy
- 位置情報は規約に反するものから防御する
- Allow just once Background traking Alert Wi-Fi Bluetooth progtected
Sign in with Apple
- SNSログインでは、プライバシーの懸念がある
- Sign in with Apple は 必要ないデータアクセスを拒否できる
- FaceID
- Emailについては、 Apple がそのアドレスをランダムに書き換えて共有
Home Kit secure Video
- iCloudに動画を暗号化して送る
- ユーザー以外の誰も見ることできず
- Appleも見れない
Message in memoji
- Message に memoji が対応
- memoji に新たなカスタマイズが追加
- アイシャドウ
- グロス
- ピアス
- 帽子
- AirPods
- Memoji Stickers でスタンプのように使える
Photo
- 写真アプリで細かいフィルターの追加が可能に
- 撮った動画は横回転できるように
- アルバムがさらに見やすく(月別・年別)
Siri & AirPods
- Announce Messages
- AirPods で Siri を使い message を送信
- Audio Sharing
- 音楽や動画を共有
- Siriの喋りが iOS 12 から比べてスムーズに
iPadOS
- マルチタスク、スライダーでアプリの切り替え
- Split View は Note など同じアプリでも2つ表示できるように(Drag and Drop)
- Column View が追加
- iCloud Driveでフォルダーの共有が可能に
- SD Card / USB Drive 対応
- Safari のDesktopブラウジング
- 3本指スワイプなどの操作が追加
- Apple Pencilのレイテンシーが 20ms から 9ms に
Mac
Mac Pro
- 中をいじれるモジュラーデザイン
- Intel Xeon 28 Core
- メモリは最大 1.5 TB
- 様々なGPU
- Redion Pro 580X
- Redion Pro Vega 2
- Redion Pro Vega 2 Duo
- 8Kが3ストリーム出力
- 4Kが12ストリーム出力
- 電力は1.4kW
- 下部に車輪が付き(移動が楽に)
Pro Display XDR
- 32インチ Retina 6K
- High Dynanic Range
- 1000nits (1600nits peak)
- コントラスト比 1000000:1
- 6台を繋げて使う場合は 120 million Pixels
- アームは上下、チルト、ポートレートに稼働可能
macOS
- 新名称は Catalina
iTunes の機能整理
- Apple Music
- PodCast
- Apple TV+
Side Car
- iPad がセカンドディスプレイになる
Voice Control
- 声によるUIの操作が可能に
Project Catalyst
- 既存のiPadアプリからMacアプリを作成可能に
AR
RealityKit
ARKit 3
- People Occulusion
- 人物がCGの背面に移動できるように
- モーションキャプチャーに対応
Swift
- AppKit、UIKit は Objective-C をベースのUI
SwiftUI
- 今回 All Swift で新たにUIを作成
- PlaygroundのようにViewを構築して、動作確認を行うことができる
まとめ
ダークモード対応、Sign in with Apple 、 Mac Proの登場など、WWDCのロゴのように頭が爆発しそうな怒涛のアップデートが発表されました。個人的には SwiftUI が一番気になりました。
WWDC19 はまだまだ始まったばっかりです。今後も現地の熱量を伝えていこうと思います!